言葉が発達してきました。ダウン症

 最初の頃は、言葉の無い世界で生きていました。言葉で話しかけても全く通じません。椅子があると座ります。「立って」と、言っても立ちません。立たせるときは、身体を持ち上げるようにして立つように促すと、立ち上がります。「こっちにおいで」と言っても、言葉が理解できないので知らん顔をしていました。
 そんな状態からトレーニングを続けるうちに、1年後には、「立って」と言葉かけすると、立てるようになり、「こっちにおいで」と言うと、駆け寄ってくるようになり、「リモコン持ってきて」と言うと、テレビのリモコンを持ってくるようになりました。
 幼児ではなく、16歳からのトレーニングですが、1年間で大きな進歩です。