いろんな音声や言葉を喋れるようになりました。「でんしゃ、カズ、トパーズ、お茶、ゆき、み(かん)、ボール、(はた)け、(だい)こん、(ひこー)き・・・」
言葉の指示もよく聞けるようになり、パズルをしていても、「ここに置いて。」と言うと、指された所に置き、「やさしく置いて。」と言われると、そっとやさしく置きます。
記憶力も良くなり、朝、姉がハンカチを入れ忘れたので、ママが「ハンカチ持って来て。」と言うと、ハンカチを持って来てくれたのですが、翌日もそれを覚えていて、姉が出かける時に、何も言われないのに、そそくさとハンカチを取りに行きました。優しいお姉ちゃんは、「ありがとう。」と、ハンカチを受け取ってくれました。毎日、ハンカチを持って来てくれそうです。脳力開発研究所
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月別: 2015年1月
健常児に追いつきました(元発達障害5歳)
当初は、療育センターでは、発達検査をしようにも測定不能でした。言葉も全く無く、言葉の理解もほとんど無く、無表情で、時々癇癪を起こしていました。
トレーニングを続ける内に、少しずつ表情が出てきて、笑顔が出てきました。文字にも興味を持つ様になり、ひらがなを教えると、間もなく全部覚えたので、次にカタカナを教えると、また、すぐに覚えました。そこで、漢字も教え始め、漢字混じりの文章を、毎回沢山読んで聞かせました。そうすると、文字を熱心に目で追っていました。
全く喋れない状態が続きましたが、理解は、どんどん良くなっていました。そうする内に、ようやく言葉が出始め、一言二言喋れるようになり、その後、あっという間に話す言葉のレベルは上達して、今では、本児が思った事感じた事を色々と自由に話す事ができます。
先日、発達検査をすると、IQ101でしたので、全く健常児に追いついていました。まだ、年中ですので、小学校に上がるまでに、もっと優秀になると思います。本児がこれからずっと健常児として楽しく通学して進学し、立派な成人として生きて行く事を、とても楽しみにしています。脳力開発研究所
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言語理解が大変良くなりました(健常児6歳)
健常児範囲なのですが、最初の頃には、かなり気難しく、また、幼稚園年長組で先生がいろんな指示をしても、ちゃんと聞けないで、他のみんなと同じように行動出来ない事も時々ありました。
その後、トレーニングを続ける内に、激しい嫌々が少しずつ穏やかになってきました。同時に、言葉の理解が大変良くなりました。
ウエックスラー検査で、最初の頃は、「言語IQ」90で、その中でも特に「知識」と「理解」が低かったので、これらを強化する必要があると考えられ、そのようなトレーニングをしてきました。すると、最近の検査では、「言語理解」が119に向上しました。標準値100ですから、優秀な値です。
お母さんは、検査者から、「○ちゃんは、『言語理解』が、普通の子供さんより、かなり良く発達しているので、他の子供さんと話が合わないんじゃないか?」と、言われたそうです。(お母さんより)つまり、良過ぎて心配されたそうです。親御さんと共に、本当に嬉しく思いました。
まだ、マイペースなところがあり、指先も少し不器用な事もあり、動作性は、まだ少し低いですが、難しかった情緒は、かなり安定してきたと思います。
心配された言葉の理解が十分追いつき、情緒も不器用さも、少しずつ改善されてきています。もうすぐ小学校ですが、今後とも、普通クラスで、みんなと一緒に元気に楽しく通学して欲しいと心より願っています。
脳力開発研究所
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引き算もできるようになりました(軽度発達障害2年生)
いつも新しい事を学習するのが大変ストレスがかかる本児です。しかし、一歩ずつ新しい事ができるようになり、確実に前進しており、賢くなっています。
最初の頃は、数の概念も全く無かったのですが、1から教えると10まで、次は20まで、そして100まで数えるようになりました。時計も教えると、少しずつ理解できてきて、時計も完璧に読める様になりました。
足し算も教えると、最初は少し戸惑いましたが、理解できてくると、とても一生懸命集中して足し算をしました。簡単な文章題も自分で読んで、式をたてて、足し算出来るようになりました。
足し算がかなり上達したので、次に引き算を教えようとしたところ、引き算の概念が難しいらしく、混乱するようで、引き算を教えようとすると、泣き叫びました。
しばらく引き算は控えていましたが、足し算が暗算出来る程上達したので、少しずつ引き算を具体的に教えていきました。すると、今度は、引き算を好んでするようになり、最近では、繰り下がりのある引き算も具体的に説明すると出来る様になりました。
お母さんと共に、本児の成長をとても嬉しく頼もしく思っています。
脳力開発研究所
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言葉の理解が良くなりました(ダウン症3歳)
言葉の理解が良くなりました。絵を見ても、パズルをしても、大人の言葉に対する反応が全く違ってきて大変良くなりました。
例えば、絵を見て、「晴れは?」と、尋ねると、お日様の絵を、「雨は?」と、尋ねると、雨が降っている絵を指差しました。以前は、全く解らなかった事です。
パズルをしても、「回して」と言うと、「グルグル」と言いながら、パズルを回して上手に入れました。「ここ合わして」と言うと、端っこをきちんと合わして入れました。
言葉の真似も益々良くなり、「トーフ、置く、ボール、大根、がお?・・・」すぐにまね出来るようになっています。今後の成長がとても楽しみです。 脳力開発研究所
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新年 明けまして おめでとうございます。
新年 明けましておめでとうございます。
本年も、障害児教育の限界に挑戦します。
乳幼児期に、中度または重度の障害があると診断された場合、たとえ療育を受けても、1年経ってもほとんど変わらない。たとえ軽度と診断された子供さんであっても、健常児に追いつく事は無い。障害児は、年々健常児との能力の差が開いていく、というのが障害児教育の常識です。
しかし、当所に通われる子供さん達は、どの子も1年も経てば随分大きな成長を見せてくれます。
たとえ重度中度で表情が全く無かったり言葉が全く理解出来なかったり勿論言葉が全く言えなかったりしている子供さんであっても、トレーニングを続ける内に、次第に表情が出て来てニコニコよく笑うようになり、言葉を理解するようになり、言葉を発するようになったりしています。
当所では、軽度の1?3歳の幼児であれば、毎週トレーニングする内に健常児に追いつく例もよくあります。例えば、DQまたはIQが60?70位(知的障害)から100前後(健常児の標準)まで上がる事もあります。つまり、健常児になったという事です。
たとえ重度であっても、出来るだけ、障害を軽減できればできるほど本人の自由度が増し、より人生を楽しめます。同時に、障害が軽減して自分で出来る事が増えてくると親御さんの負担が減り、親御さんも自由度が増して楽になります。
また、軽度障害児と診断された幼児が、トレーニングを続けて健常児並に何でもできるところまで引き上げられたという事は、普通に小学校に行けて健常児として普通に生きて行ける可能性が出てきたという事です。
当所では、中学生、高校生、20代の成人でも、情緒も知性も伸ばす事ができています。
決して諦めないで。
生まれ持った障害が重くとも軽くとも、一人一人がしっかり成長できるよう、親御さんと共に、今年も精一杯トレーニングをしていく所存です。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
脳力開発研究所
脳力開発研究所
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