普通クラスと支援学級に在籍していて、算数などは歯が立たない様になると支援学級に行っていました。3年生の頃から勉強について行くのが難しくなっていました。新しい漢字も覚えるのが苦手で、お母さんがどんなに一生懸命教えても頭に入らない様でした。国語のテストは、「わかりません」と書いて出していました。
算数は、九九は何とか覚えましたが、学校の先生や塾の先生やお母さんがどんなに説明しても。掛け算の筆算になると繰り上がりの意味がわからないので、全て繰り上がりにして計算していました。
そんな状態でしたが、漢字は大きく書いてゆっくり丁寧に書く様に指導し、その意味も解りやすく説明していると、少しずつ漢字も書ける様になりました。
算数も、繰り上がりの意味するところを、おはじきなどを使って、毎回丁寧に説明していると、ようやく理解できる様になり、自力で掛け算の筆算も間違えずに計算できる様になりました。
1歩ずつですが、本人がわかるところまで下げて説明していくと、少しずつ理解できて来ました。
ゆっくりですが、今後とも本児なりに成長できる様にサポートを続けたいと思っています。
脳力開発研究所