量を理解するには、実際に水を使って。遺伝子障害2年生

 学校で量L,dL,mLの授業を受けました。全く解らないので、本児は大変戸惑って算数の教科書を開くのも嫌になりました。お母さんが、家で宿題をさそうにも拒否して、学校に行くのも嫌がる程になってしまいました。
 そんな状態だったので、当所でも、教科書を見るのも拒否して泣き出す始末でした。拒否が激しいので、水遊びをする事にしました。実際に、mL,dL,Lに見立てた入れ物に水を入れた後で、量の足し算の計算に導くと、スムーズに理解できて答えることができました。 
 普通児と同じ様な机上だけの説明では、理解が難しいのですが、具体的に示す事で、理解ができることがあります。
 今後とも、本児が理解できる様に最大限の配慮をして教えていきたいと思います。
脳力開発研究所