幼児期は、普通児だと思っていました。小学校に入ってから、いくつかの学習塾に通わせながら、お母さんも毎日熱心に勉強を教えましたが、小学校3年生頃から、いくら教えても漢字が覚えられなかったり、国語の読み取りが全然できなかったり、算数は、計算は足し算、引き算、掛け算は、何とかできるのですが、割り算の計算の仕方を忘れたり、算数の文章題は、全く解らなくなってきました。読み取りが苦手なので、社会も、理科も、全般的に授業の内容がわからなくなって、テストは、一桁か酷いと0点をとるようになってしまいました。
お母さんがどんなに一生懸命教えても、普通の学習塾で教えてもらっても、全然わからなくなってきたので、療育センターで検査を受けると、学習障害があると言われました。
そんな時、当所を見つけていらっしゃいました。最初は、理解力がかなり低いので、幼稚園児か小学校1年生に教えるように教えて、ようやく少しずつ理解できる程度でした。
普段の生活では、話はできるので普通に見えるのですが、勉強内容に関しては、特に記憶に残りにくく、ようやく少し理解できたと思っても、1週間も間が開くとすっかり忘れてしまうので、1週間に2回のペースでレッスンを受けると、ようやく成績も上がってきました。算数も、ほとんど零点だったのが、レッスンを始めて2年後には、理解力も記憶力も随分と向上し、60点、70点採れるようになりました。
本人もとても嬉しそうで、少し自信がついてきたようです。今後とも普通児についていける事を心より願っています。
脳力開発研究所