2歳の時、自閉的傾向がある発達障害と診断されました。当時、言葉は全く話せず、言葉の理解も標準より低く、しょっちゅう癇癪を起して毎日何回も泣き怒っていました。家庭でも保育園でも同じです。
そんな状態からトレーニングを始めました。言葉の理解を良くする事を中心にトレーニングを続ける内に、少しずつ少しずつ言葉の理解が良くなり、発語もでてきました。4歳では、平均的な健常児と同じレベルに達しました。同時に、癇癪も少しずつ軽減しており、4歳頃は、ほとんど癇癪を起さなくなりました。
その後、保育園だけに通っていましたが、健常児と同じ様に成長して、小学校も普通クラスに在籍しています。現在も、自閉症児独特の癇癪は全く消失しており、学校の勉強も他の子供達と同じように理解できているそうです。
親御さんは、「あの時、先生の所に通った成果だと思います。本当に有り難うございます。」と、言って下さいます。
私も、本当に嬉しく、教育者冥利に尽きます。
脳力開発研究所