言葉を模倣することが出来るようになりました。ダウン症4歳

 最初の頃は、全く言葉の模倣ができなかったのですが、トレーニングを続ける内に、言葉の語尾の模倣だけをするようになりました。その後、数ヶ月後には、単語を模倣することが出来るようになり、模倣できる言葉が沢山増えてきました。自発語も、少しずつ増えています。同時に、多動も軽減して、落ち着いて座って活動できる時間が長くなってきています。今後の成長が楽しみです。
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おしっこが分かるようになりました。知的障害6歳

 以前は、おしっこが出ても全く知らん顔でしたが、トレーニングを続けるうちに、おしっこが出た後に知らせるようになり、それから数ヶ月後には、おしっこが出ている最中にオムツを外したがるようになりました。しかし、トイレでしないといけないということが全く分かっていないので、おしっこが出そうになると、お部屋の中でもどこでもオムツを下げてしまいます。従って、もう少し知恵がついて、トイレでしないといけないという事をわかるまでは、目離しできません。最初の頃は、表情も、勿論言葉も、何の反応も無い重度の知的障害の症例でしたが、ようやくここまできました。
 ともあれ、少しずつ少しずつ神経系が発達してきて、知恵もついてきています。まだ6歳なので、小学校中には自分でトイレに行けるようになると期待しています。そうなると、親御さんも周りのお世話する人も、本人も、毎日の生活が随分楽になりますから。
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普通学級でついていっています。遺伝子障害二年生

 医師から、普通児と同じクラスでついていける筈がないと言われています。確かに、普通児と同じ様に学校の授業を受けるだけでは、授業内容を理解するのは難しいのですが、学校で習うより少し前にこちらで教えていると、授業の内容も解るレベルです。今のところ、小学校二年生の勉強は、理解できています。
 今後とも何とかみんなについて行って欲しいと願っています。
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言葉が発達してきました。発達障害四歳

 最初の頃は、言葉の理解は、一年程遅れており、発語は、語尾だけを何とか真似して言うという状態でした。1年程トレーニングを続けるうちに、次第に言葉の理解も発語も発達してきて、言葉の理解は、ほぼ普通児に追いつきました。発語は、まだ、遅れていますが、単語や二語文で喋ることができています。
 今後の成長が楽しみです。
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算数と歴史が好きな科目になりました。学習障害5年生

 最初の頃は、学校の勉強に落ちこぼれていて、勉強が大嫌いでしたが、算数を丁寧に説明すると少しずつ理解できる様になって自信が出てきました。同時に、歴史に関しては、歴史の教科書を丸読みするのではなく、歴史の中の実話を詳しくお話しして、どうしてこういう歴史の流れになったのかという事を詳しく知る事によって、歴史に興味を持つ様になってきました。
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英単語を少しずつ読める様になってきました。学習障害中学1年

 小学校のローマ字の読み方からつまずいていました。中学校になって学校で英語を習っても、まず、読めない。普通児なら、学校の英語の先生がゆっくり読んでくれると、綴りを見て、英語を読む手掛かりを自分で掴んでいくのですが、そういう頭の働きが、非常に弱いのです。英語のどこの部分をどの様に発音するかを一人では掴めないのです。
 そこで、単語の中の一音一音を区切って、ここの部分は、こう発音するという事を、事細かに何回も説明していると、少しずつ読める様になってきました。
 今後とも普通学級の勉強に、何とかついていって欲しいと願っています。
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喃語が出てきました。発達障害二年生

 最初の頃は、ほとんど発音できる音声がありませんでしたが、半年程トレーニングを続けると、喃語が出てきました。お母さんのお話では、家では、うるさい程何かしら喋る様になっているそうです。同時に言葉の理解も良くなりました。
 以前は、話しかけても、何回も同じ事を言ってお母さんが手振りを少し加えると、漸く行動に移せる状態でしたが、最近は、「〜して」と、言うと、サッと言葉だけで行動できる様になってきました。学校でも褒められることが多くなってきたそうです。
今後の成長が楽しみです。
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この子の笑顔に癒されます。遺伝子障害一年生

 小学校の支援学級の先生、校長先生、普通学級の先生、クラスの生徒たち、みんなから大変好かれています。言葉は言えないのですが、自分の思いを眼と表情で訴えます。校長先生がお話ししていると、一番前で熱心に聞いています。先生方から、「この学校によく来てくれました。私も子供たちもみんなこの子の笑顔に癒されます。」と、お母さんは、感謝されています。脳力開発研究所