月別: 2016年9月

　最初の頃は、人にも物にも焦点が合わず、どこを見ているともなくぼんやりとしていて、おまけに眼振もありました。
しかし、トレーニングを続ける内に、人にも物にも焦点が合う様になってきました。
　表情も全く無かったのですが、次第ににっこり笑顔が見られるようになり、今では、声を出して良く笑います。通園施設の人からも、「よく眼が合うようになった。」とか、「カメラを向けるとじっと良く見てカメラ目線がすごいね。」とかいわれるようになりました。
　最近では、益々よく物を見るようになり、好き嫌いも出てきました。好きな物とかよく知っている物のカードは、両手で持って食い入る様にじっと良く見ます。表情も益々豊かになっています。今後の成長がとても楽しみです。
脳力開発研究所

“しっかり物を見る様になりました（遺伝子障害４歳）” の続きを読む

　最初の頃は、ほとんど喋れませんでしたが、トレーニングを続ける内に、少しずつ少しずつ小ロバの理解も発語も増え、今では、大体標準的な健常児と同じくらい自由に喋れるようになっています。
　また、情緒も不安定で、よく癇癪を起こして、大した理由の無く怒る事が多く、いっかい怒り泣きを始めると、３０分でも１時間でも、ず?っとしつこく泣くので、お母さんは大変困っていました。
　それも、トレーニングを続ける内に、少しずつ少しずつ怒る回数が減ってきて、また、怒り泣きを始めても泣く時間が減ってきました。今では、理由無く泣く事はなくなりましたし、多少気に入らない事があっても、暫くうつ伏せになってごねていますが、一人で気を取り直すようになりました。
　小学校は、普通学級でみんなと一緒に楽しく過ごして欲しいと思います。本児の健やかな成長を心より願っています。
脳力開発研究所

“言葉が増えて、癇癪も治まりました（自閉症６歳）” の続きを読む

　永らく言葉がポツンポツンとしか出ない時期が続きましたが、ようやく言葉が増えてきて、名詞だけでなく、形容詞、動詞、副詞も使う様になりました。２語文３語文で自然に話しかける事もよくあります。
　そして、いつもとびっきり素敵な笑顔でみんなに接するので、学校でも、先生からも好かれ、健常児のお友達からも大人気で、みんな本児を大事にしてくれます。介助の先生は、お母さんに、「○ちゃんには、癒されます。」と、おっしゃっていました。
　本児の笑顔で、周りの人は自然に癒され、ほっと幸せになります。
○ちゃん、いつも有り難う！
脳力開発研究所

“言葉が増えてきました（ダウン症中学２年）” の続きを読む