重度知的障害で、幼児期から親御さんは様々な療育を試してみるとともに、たくさんのカードを見せていましたが、全く効果が無くて、小学校に上がる頃にも、言葉の理解ももちろん発語も全くありませんでした。小学校に上がってから当所のトレーニングを始めました。最初の頃は、言葉の無い世界で生きていましたが、知性を向上させるトレーニングを続ける内に、少しずつ言葉を理解できる様になりました。それでも、泣き声以外は、音声が全くありませんでした。それが、トレーニングを始めてから4年後にようやく音声の真似が少しだけ出るようになりました。5年後には、言葉の真似もできるようになり、6年後には、「ありがとう」と、はっきり言えるようになりました。
今後の成長が楽しみです。
脳力開発研究所