最初、お母さんは、「うちの子も言葉が言えるようになるでしょうか?言葉が言える様にしてください。」という事で、トレーニングを始められました。
最初教室に来られた時は、言葉も話せませんが、足は達者で超多動であり、お母さんがちょっと手を離すと、勝手にどこでも走って行って、外にも飛び出しそうな勢いでした。なので、お母さんは、動き回る子供さんの手を捕まえていて、それだけ言うのが精一杯でした。お母さんによると、乳児期から既に多動があったそうです。
そんな中でトレーニングを始めました。超多動で、しょっちゅう動き回らないと気が済まないのですが、多動の合間に、少しずつ落ち着いてカードを見るようになりました。
トレーニングを始めて間もなく、言葉を少しずつ言えるようになってきて、他のお母さんから、「○ちゃん、今、しゃべったね。」と言われるようになりました。
先日は、家で、「パパ、いない。」と、たった1回だけですが、2語文を言えたそうです。教室でも、お母さんが、「もう、帰るよ。」と言うと、○ちゃんは、「帰らない。」と、はっきり言いました。これには、お母さんと共にびっくりしました。今後の成長がとても楽しみです。脳力開発研究所