最初の頃は、全く何も言えない状態でした。トレーニングを続ける内に、ポツンポツンと少しずつ少しずつ発音が出てきていました。しかし、音声を出すのは、本児にとって大変な努力がいるようでした。1音言えても1回きり、という状態が長く続きました。それでも、少しずつ少しずつ発音するのが楽になってきたようで、発音できる音声が、少しずつ少しずつ増えてきました。最近になって、ようやくいろんな単語を言えるようになってきました。「いも、歩く、あか、あお、池、電話、とーふ、火、高い、低い、花火、てつぼう、工場、お茶、はと、駅、猫、畑、バイバ?イ、あ?と?(ありがとう)、(たのしかった)、(じてんしゃ)、(えんそく)・・・」
言い易い言葉は、何度も大きな声で言ってくれる様になりました。言葉が出易くなると、本人もお話するのが楽しそうです。帰りには、いつも飛び切りの笑顔で、手を握りながら、「バイバ?イ」と、何度も言ってくれます。
今後の成長がとても楽しみです。脳力開発研究所