算数文章題小テスト100点採れました(ADHD5年生)

 1、2年の時は、何とかついて行けたのですが、3年生になると、国語も算数も全くついていけず、お母さんが必死で頑張って教えたり、他の教育機関にも行かせて手を尽くしても、学校のテストは、ほとんど点数無し。国語の問題も全く読まずに関係ない事を書き並べていたそうです。国語の教科書通りに読む事も難しく、漢字も、ママが教えても教えてもきちんと書けず、算数は、計算はある程度は出来ていましたが計算ミスがとても多く、文章題は、全く解らず。○ちゃんは、高いプライドもあり、全く解らない授業をしている教室に居るのも堪え難く、普通学級に在籍するも、時々支援学級に避難していました。「学校なんか大嫌い。学校が悪いから、止めて他の学校へ行くんだ。」等とよく言っていました。いずれ支援級にシフトする事になるだろう。そんな頃に当所に来られました。
 おしゃべりが大好きで止めても止めてもず?っと喋り続けようとしたり、プライドが人一倍高く、大きな声を出して時々情緒不安定になる事もありました。そんな中でレッスンを続ける内に、少しずつ少しずつ変ってきました。
 次第に支援学級に通う事が少なくなり、授業も少しずつ解る様になってきたようです。いつの間にか社会、理科、国語の総合テストは問題を読んである程度正解できるようになり、50点?90点採れるようになりました。算数は、なかなか総合テストで良い点を採るのは難しかったのですが、5年生1学期は、算数総合テストで70点と75点採れました。2学期は、最小公倍数の文章題テストで、100点採れました。
 漢字も、最初の頃は、細かい所を間違えて書く事が多く、枠から大きくはみ出さないと書けなかったのが、最近は、枠の中にきれいに書ける様になり、漢字10問小テストは、しょっちゅう100点採れる様になっています。
 今では、ず?っと普通学級に行っており、以前よりお友達もできて、支援学級には、全く行きません。情緒的にも大分落ち着いてきたし、自信もついてきたようです。親御さんと共に、○ちゃんがこのまま普通の子供さんとして、すくすく成長してくれる事を心より願っています。脳力開発研究所