お友達の名前も漢字で読めています(ダウン症6年生)

 ひらがなは以前から読めていますが、漢字も少しずつ教えています。学校でも、先生が、お友達の名前を小さく書いてある用紙を配る様に本児に渡すと、名前をちゃんと読んで的確に名前の通りに用紙を配ったので、先生はびっくりしました。
 というのは、発語がまだあまり上手ではないので、どうしても、文字を読める筈がないと思われてしまうのです。ひらがなを読める事は、先生も以前から知っていますが、漢字でしかもとても小さい字を読み取った事に、先生は、大変驚いたそうです。(お母さんより)
 発語も、少しずつ上手になっています。勿論、最初の頃は、全く発音も無い状態でしたが、少しずつ発音できるようになり、単語も沢山言える様になり、最近は、2語文も自発的に言う様になってきました。
 周りの状況をよんで、言葉の理解も大変良いので、お母さんは、本児も他の兄弟と全く同じ様にかかわれます。普段は、とてもニコニコしていて周りの人は癒されます。学校の介助の先生が、「あんまり可愛いから、写真を撮ってしまいました。」と、音楽に合わせてとっても楽しそうに踊っているデジカメの動画をお母さんに見せてくれました。毎日、周りの人と楽しく関わりながら、幸せ一杯の本児です。脳力開発研究所