私は、世界中の人がニコニコ笑顔になるような詩を書きたい(ダウン症中学3年)

 最近の○ちゃんは、漢字の書き取りが大好きです。「味方」という熟語の意味を説明した時に、○ちゃんは、「『私は、いつもお母さんの味方だよ。』と、言うと、お母さんは、いつもにっこりするの。」さらに、「私は、お母さん、お父さん、おばあちゃんの味方。」と、言いました。
「和む」という言葉の説明で、私が、「○ちゃんが、そういう優しい気持ちでみんなに接すると、みんな心が和むよ。」と、説明すると、○ちゃんは、「私は、世界中の人がニコニコ笑顔になるような詩を書きたい。みんなが笑顔になるようにしたい。」と、言いました。○ちゃんの純粋な優しい心から湧き上がった言葉です。
 いつもニコニコ笑顔でお話上手な○ちゃんです。○ちゃんが普通にお話しているだけで、周りの人は、十分に心が和みますが、さらに、その素直な純粋な気持ちを詩に表します。そして、NHKのハート展で4回入賞しました。
 中学生で、こんなに広く純粋で優しい気持ちが、心の奥底に育っている子供は、どれほどいるだろうか?
感無量です!!   脳力開発研究所