癒されます(自閉症6歳)

 今回は、何時になく○ちゃんは、ご機嫌斜めで、なかなか部屋に入ってきません。「ここ5日程、どういう訳か情緒不安定で、周期的にご機嫌斜めになるんですよ。」と、母ちゃん。部屋に入った○ちゃんは、泣きながらも、自分で椅子に座って、父ちゃんと母ちゃんが、両脇に座ってくれるのを、待っています。
 まずは、○ちゃんの好きな事から始めると、次第にご機嫌が直って、だんだんいつものニコニコ笑いかけてくれる○ちゃんになってきました。特に、父ちゃんに甘えるのが大好きで、父ちゃんを引き寄せて甘えながら、時々、母ちゃんにもニコニコ笑顔で迫り、私にもニコニコ笑顔で笑いかけてくれます。母ちゃんが、「○ちゃん、こんな事もできるようになったんですよ。」と、褒めていると、とても嬉しそうに声をあげて笑いかけます。「・・・骨太だから・・」と、言うと、急に不機嫌な顔。母ちゃんは、「違う、違う。○の事を、悪く言ったんじゃないから。骨太は、しっかりしてて良いんだよ。」と、言うと、何とか普通の顔に戻りました。
 父ちゃんに甘えるついでに、カードやパズル等をします。好きな物は、興味津々ですが、嫌いな物は、急に泣き顔になったり、または、あっさり手で伏せられました。
 ○ちゃんが、いろいろな手法で父ちゃんに甘える様子、興味がある物に対する○ちゃんの真剣な眼差し、嫌いな物へのはっきりした態度の変化等、○ちゃんの表情や態度が、本当に微笑ましく、父ちゃん母ちゃんと共に私も、いつも癒されています。
 ○ちゃんも、また、父ちゃん、母ちゃん、私に、暖かく見守られていると、次第に心穏やかになり、情緒が安定してきます。父ちゃんに、ほとんどべったりなのですが、母ちゃんと私にも、時々笑いかけてくれていて、母ちゃんが、ちょっと席を外すと、急に不機嫌になり、私がちょっと席を外すと、「どういうこと?」と、言って、泣き顔になります。○ちゃんには、3人の暖かい眼差しが大切なんです。
 帰りには、父ちゃんと母ちゃんと手をつないで、いつものニコニコ○ちゃんになっていました。「最初の不機嫌さでは、どうなる事かと思った。来た時の顔と、全然違う顔になってる。」(母ちゃん)
                                                            脳力開発研究所