理学療法士の先生の発達評価が、重度から、軽度に変わりました(軽度発達障害2歳)

 当所に来られた最初の頃は、重度発達障害の評価でした。1歳過ぎで、首が据わっておらず、ぼんやりとうつろな眼をして、寝たきりでした。言葉は全くわからず、もちろん言葉は全くありません。手もいつも握りっぱなしで、開きませんでした。
 それが、トレーニングを始めると、毎週、新しい事が少しづつ出来るようになりました。まず、1週間後には、小児科医の先生から、首が据わったと、言われました。その後も、次第に表情が豊かになり、ニコニコ笑うようになり、最近は、声を出してよく笑います。身体も次第にしっかりしてきて、寝返りができるようになり、お座りができるようになり、最近では、お座りしたままで、ボール遊びができます。今では、両手を持ってあげるだけで、自分で足を出して歩き回るのが大好きです。
 音声も次第に出てきて、いろんな発音ができるようになり、今では、言葉の真似が上手で、時々新しい言葉や音声も出ます。言葉の理解は大変良く、「?して」と言うと、すぐ行動してくれる事が多くなっています。日本語がよく通じます。1ヶ月ぶりに、言語聴覚士の先生が、見て下さり、○ちゃんの、言葉の理解が大変良いのと、いろんな発音ができるようになっているのに、大変驚かれたそうです。
 手も握りっぱなしだったのが、今では、開いて良く動かせるようになり、かなり自由に動かせます。右でも左でも、ピース(チョキ)もできます。
 最近では、理学療法士の先生から、「○ちゃんは、軽度だから。」と、言われるようになりました。○ちゃんのこれまでの成長は、奇跡とも思われるくらいすごい成長ぶりです。今後の成長が益々楽しみです。脳力開発研究所