この学校に来てくれて有難う。遺伝子障害1年生

「この学校に来てくれて、有難う。普通児同士でいざこざがあっても、この子が教室に入ってくると、『そんな小さな事、もう、どうでもいいや。』と、お互いにそうなって、いざこざが消えるんですよ。この子の笑顔を見ると、みんな心が穏やかになるんですよ。そして、みんなが、この子のお世話をしたがるんです。』」1年生の一学期が終わる頃、三者面談でお母さんは、普通クラスの先生から、こう言われました。
 ○ちゃんは、入学した時は、伝い歩きがやっとでしたが、1学期が終わる頃には、片手を引いてもらうだけで、長く歩ける様になりました。普通クラスのお友達が、挙って○ちゃんと手を繋いでくれます。○ちゃんの笑顔は、先生にもお友達にも大人気です。とびっきりの笑顔の○ちゃんと一緒にいると、穏やかな気持ちになり、楽しくなります。
脳力開発研究所