3歳の頃に、医師から軽度の障害の可能性があると言われたそうです。それでも、なんとか中学校まで普通学級に通いました。が、算数が小学3年生くらいから解らなくなっていました。中学校の勉強は、数学が全く解らず、英語も全く解っていませんでした。国語と社会は何とかある程度点数が採れていましたので、健常児が行く高校に入りました。
しかし、高校ですから、余りにも試験の点数が悪いと留年してしまいます。留年ギリギリのところで、当所に来られました。とても礼儀正しい子供さんで、素直な正直な子供さんですが、確かにちょっとしたこだわりとか、時々記憶が抜ける事がありましたが、熱心に勉強しました。
数学も小学校の勉強からやり直しました。そして、同時に高校の授業で習う事も本人が解るところまで引き下げて教えていくと、少しずつ力がついてきました。そして、少しずつ点数が採れる様になりました。
留年せずに順調に進級できました。今後の成長が楽しみです。
脳力開発研究