当初は、療育センターでは、発達検査をしようにも測定不能でした。言葉も全く無く、言葉の理解もほとんど無く、無表情で、時々癇癪を起こしていました。
トレーニングを続ける内に、少しずつ表情が出てきて、笑顔が出てきました。文字にも興味を持つ様になり、ひらがなを教えると、間もなく全部覚えたので、次にカタカナを教えると、また、すぐに覚えました。そこで、漢字も教え始め、漢字混じりの文章を、毎回沢山読んで聞かせました。そうすると、文字を熱心に目で追っていました。
全く喋れない状態が続きましたが、理解は、どんどん良くなっていました。そうする内に、ようやく言葉が出始め、一言二言喋れるようになり、その後、あっという間に話す言葉のレベルは上達して、今では、本児が思った事感じた事を色々と自由に話す事ができます。
先日、発達検査をすると、IQ101でしたので、全く健常児に追いついていました。まだ、年中ですので、小学校に上がるまでに、もっと優秀になると思います。本児がこれからずっと健常児として楽しく通学して進学し、立派な成人として生きて行く事を、とても楽しみにしています。脳力開発研究所