最初の頃は、大変な癇癪持ちで、一日に何回も些細な事で癇癪を起こしていました。怒り出すと30分も40分も泣き怒り続けるので、お母さんは、本児のご機嫌が悪くならない様にいつもピリピリして最大限の配慮をしていました。しかし、どんなに本児のご機嫌が悪くならない様に注意していても、怒り出すのです。言葉の理解も低く、発語もほとんどないので、本児は余計にストレスが溜まっていました。
そんな状態から、当所のトレーニングを始めました。最初は、部屋に入っただけで怒り出していましたが、なるべく穏やかに接する内に、2ヶ月後には、部屋に入っても怒らなくなりました。しかし、前半の30分は、多動で部屋のあちこちを動き回っていました。動きを止めると怒ります。そんな中で、なるべく穏やかに接して、言葉の理解を向上するトレーニングを続けました。そうすると、6ヶ月後には、教室では、ほとんど癇癪を起こすことがなくなりました。そして、言葉の理解が良くなってきました。
今後の成長が楽しみです。
脳力開発研究所